とくでん書房

徒然なるままに日暮し

非望 ~もやもやした小説

 

その男は立ちすくんでいた。

 

自分の人生を構成しうるいくつかのものをたった今、失った。

失ったといえばまだ救われるのかもしれないが、実際は自ら、捨てた。

 

 

バブルも終わり、就職氷河期という言葉もずいぶん定着したころ、その男はサラリーマンという至極平凡な一歩を社会に踏み出した。

特に望んだ仕事ではなかったが、社内の人間関係にも恵まれ、大多数の平凡な社会人として溶け込んでいた。

 

そして結婚もして、男の子も1人授かった。

 

そう、着実に人生を構成する要素を増やし、

そう、これが幸せなんだろうと、男は理解していた。

 

 

 

 

 

その時に気付くべきだったのかもしれない。

 

しかし、もう、遅い。

 

 

 

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RPGでラスボスを倒す直前でゲームをやめてしまうことについて

ドラゴンクエストとファイナルファンタジーは結構やりました。

 

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私には悪い癖があります。

 

あとラスボスを倒すだけ、という状況になると急にやる気がなくなります。

 

正確に言うと、あとラスボスだけだけど、ちょっと強くてレベルを上げないといけない状況で、やる気がなくなります。

 

なので、エンディングを見ていないタイトルも結構あります。

 

こういうことって皆さんもあるでしょうか。

 

なぜでしょうかね。

性格なんだと思いますが・・・。

 

途中は結構楽しめるんです。

 

でも、

 

ラスボスを倒すだけの状況は、エンディングの状況と同じ感じに思えてしまうんです。

 

 

これ、ゲームだからいいですが、

実生活ではとても悪いことですよね。

 

 

詰め切れない、というか、最後まできっちりできない、とか。

 

 

 

やばいですね。

 

田舎のいいところ。

田舎ならではでしょうか。

こんなに人が少ないのは。

 

草滑りというか、なんというか。 そりに乗ってすべる施設です。

 

これ、そりのレンタルも含め

 

無料です!

 

 もちろん駐車場代なんかかかりません。

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滑った後、階段で上がってくるのはちょっとしんどいですが。

すごく楽しいのです。

 

にもかかわらず、こんな感じの人数です。

この写真は平日ではなく、日曜日です。

 

都会の方は衝撃でしょうか。

 

 

 

このように遊具もじっくり遊べて、

 

満員電車に乗ることもなく、

(公共交通機関がそもそもあまり発達していない。)

 

渋滞も発生せず、

(人がいないので。)

 

物価も安い。

(平均所得が低いので相対的に物価は高くなる。)

 

 

どうですか。田舎いいでしょう。

 

 

 

 

渦の道に行ってきた

先日、徳島県に家族と行った時に、渦の道というところにたまたま行ってきました。

 

とてもよかったです。

  

www.uzunomichi.jp

 

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四国の徳島と淡路島をつなぐ大鳴門橋です。

その下は潮の流れの関係で渦ができることで有名です。

 

渦の道とは、橋の下が通路になっていて、その渦を上から見れる通路のことです。

 

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www.uzunomichi.jp

この上は車が通っています。 

 

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ところどころガラス張りになっていて、下を見ることができます。

 

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渦を見るための観光船が通っています。

 

結構な高さなので、高所恐怖症の方は怖いかもしれません。

 

こんな施設があるとはしりませんでた。

 

全然期待してませんでしたが、本当にとてもよかったです。

 

おすすめです。

 

 

 

 

勇者に負けたベビーサタンが修行した結果

こんなお話がありましたとさ。

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ドラゴンクエストの中にでるモンスターにベビーサタンというモンスターがいます。

 

その名の通り、特に強い敵ではありません。

 

 

 

 

ある日、勇者の一行に出会い、やられてしまいました。

 

勇者の一行も特に強いレベルではありませんでしたが、やられてしまいました。

 

ベビーサタンはとても悔しくて、一生懸命修行しました。

偉人の言葉を写経したり、滝に打たれたり、先輩と戦ったり。

 

だんだんと毛色もシルバーに変わりました。

 

ついにシルバーデビルへと進化しました。

 

その時です。

 

勇者の一行がちょうど近くを通ってました。

 

進化したベビーサタンは、

 

これほど強くなったので、当時の恨みをはらすことができる。

 

と、喜び、攻撃を仕掛けました。

 

しかし、

 

ベビーサタンが強くなった以上に、

勇者の一行は強くなっていました。

 

 

 

もう、30年近く前に読んだお話です。

少し切ないこのおはなしが好きでした。

 

承認欲求についてアドラー先生に聞いてみた。

『先生、「いいね」がほしいです。』

 

三井寿が安西先生に言った名言ですね。

 

 

フェイスブックやツイッターなどのSNSと承認欲求は切っても切れない関係だと思います。

承認欲求 - Wikipedia

 

ブログを始めて、このブログも承認欲求がとても働くと知りました。

 

アクセス数や、はてなブログだと星スタンプなど、承認欲求を刺激するアイテムが満載です。

 

 

ともすれば、冒頭の調子に乗った文章のように、「かまってちゃん」的なバイアスがかかります。

 

はい、

 

 

まあ別にいいと思います。

かわいい子がツイッターでブス過ぎていやになる的投稿はイラっときますが。

 

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でも、

 

アドラー先生(冒頭の「先生」は、これにかけているわけではありません^-^;)は違いました。

 

「嫌われる勇気」の本の中でありました。

 

 

「アドラー心理学では、他社からの承認を求めることを否定します。他者から承認される必要などありません。むしろ承認を求めてはいけない。」

 

 

 

 

 

「いいね」いりません(ToT)/~~~

 

 

最近のいちご狩りってこうなの?

そう、田舎生まれ田舎育ちの私は知っています。

 

いちごがどのように生えているのかを。

 

そして、

いちごを取る時は、かがまないといけないことを。

そのため、結構しんどいことを。

 

なので、いちご狩りに行くと聞いた時、本当は乗り気ではありませんでした。

 

しかし、先日行ったいちご狩りは違いました。

 

苗が高い位置に植えられています。

 

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とてつもなく取りやすいんです。

最近はこうなんでしょうか。

 

それとも、ここは大都市圏のお客様が多いから、都会仕様なのでしょうか。

 

1時間食べ放題で、1人1500円です。高いか安いかは人それぞれだと思います。

 

ともかく、いちご狩りが始まりました。

 

とても美味しかったです。

取りやすいし、どんどん食べられます。

 

 

 

 

勢いが良かったのは初めの10分間だけでした。

 

なんか、

負けた感じでした。