とくでん書房

徒然日記です。

コンビニ

私はまぁ田舎に住んでるわけなんですが、極稀に都会に行ったりもします。

で、都会に行ってよく感じるんですが、コンビニは田舎の方がクオリティが高いと思います。

お客さんが多いからかもしれませんが、店が汚かったり、陳列が雑だったりします。

田舎はお客さんが少なくて時間があるので掃除ができたり、きれいに陳列したりしているからかもしれません。

 

でも、意地の悪い私はこう思うのです。

 

「田舎の方が競争が激しい」

 

都会ではコンビニの数がとても多いですが、人がそれ以上に多いので、少々クオリティ低くてもお客さんが来ます。

でも、田舎ではすっごい努力しないと、お客さんは来てくれません。

※いや、もちろん都会のコンビニも努力していると思いますが。

 

いや、なにが言いたいかというと、

 

 

 

田舎には人がいません。

 

世間

「お世話になります。」

 

不意に声をかけられた。

日曜の夕方、近所のスーパーで今夜のビールのつまみを選んでいた。

反射的に

「あっ、こちらこそお世話になります。」

 

顔を思い出せない。

 

ビールのつまみは諦めて、思い出せないことを悟られる前に「でわ」とその場を離れた。

 

 

顔を覚えるのが苦手だ。

 

学生の時の友人を見かけても思い出せない。だから声をかけられないように、文字通り逃げるようにその場を去る。営業先で2回目にお会いした方に名刺を渡そうとして怪訝そうな顔をされる。そんなことはしょっちゅうだった。

 

顔を覚えられない理由も、恐らくはわかっている。

恥ずかしがり屋な性格が災いして、相手の顔をしっかりと見ていないのだろう。

 

じゃあ、しっかり見れば。とはいかない。

 

いかないのだ。

 

ひと昔前なら初老と言われるこの年まで蓄積した性格は簡単には治らない。それにその情熱もなかった。

 

男は「もしかしたら知り合いかも」という世間から逃げるように、いそいそと暮らすしかなかった。

 

もうビールのつまみを探しにスーパーに行くのも怖くなっていた。

 

 

曇天

「出荷量は年々減少してますね。」

 

今日会社に来たメーカーの営業マンも昨日の営業マンと同じ言葉を繰り返していた。

彼の実家は瓦の施工を主とした零細企業だった。俗にいう斜陽産業である。つい先日も瓦メーカーが1社事業を停止したばかりだった。

 

近年、住宅の着工件数の減少に加え、瓦を使わない住宅が増え、瓦業界は落ち込んでいた。関係者はいろいろなイベントを実施したり、新しい瓦の開発に取り組んでいた。例えば、軽量化した瓦を開発したり、ご当地アイドルを使って瓦をPRしたりするものだ。しかし、効果を実感できることなく、今を迎えていた。

 

瓦職人たちはこぞって近くの造船会社へ転職した。

びっくりするほどの安い日当のうえ、雨で現場作業ができない日は休みで、その日当さえも手に入らない。そのうえ、危険で、きつい。

造船会社への転職は限りなく正解に近かった。

 

こんな状態だ、自然淘汰で瓦を施工する会社は当然減ってしかるべきだった。しかし、メーカーは再編や廃業と減少しているにもかかわらず、施工会社は以前と同じ数を保っていた。もちろん、メーカーではないので工場固定費等の支出がないことが理由の1つだろうが、最大の理由は各会社が超零細であることだろう。

つまり、従業員がほぼいない会社は利益が減少しても経営者の報酬を減らせば維持できるのである。それだけのことだ。

 

 営業マンは続けた。

「出荷量は減ってますが、わが社のシェアは年々増加しています。」

 

不毛だ。

と彼は思った。

 

この会話に業界の状況が透けて見えたような気もした。

 

ひとしきりしゃべり、満足げな顔をして営業マンは帰っていった。

 

不毛だ。

青とグレーを混ぜたような感情でその背中を見送った。

雪がちらついていた。

幕之内一歩

お正月に義理の兄にマンガを大量に頂きました。ありがとうございました。

 

その中に「はじめの一歩」というボクシングマンガがありました。私が子供の時から続いているんですが、今119巻まで出ているみたいです。

もらったのは1巻〜117巻です。すごい。

油断するとすぐに引きこもれるほどにマンガがとても好きなので、とても嬉しかったです。

とは言っても現在92巻あたりです。

 

その主人公が幕之内一歩という元いじめられっ子なんですが、努力してチャンピオンになります。私が読んでる段階では、まだ一敗しかしてないツワモノです。

でも、とてもパンチをもらうんです。もうだめだ、セコンドがタオルを投げようとする手前で奇跡的に勝つ、みたいな試合がほとんどです。

いや、正直、無理があります。

まぁ、それは置いといて、作中に宮田というライバルがいるんですが、両選手が試合を望むものの、アクシデント等でどうしても試合ができないんです。

その時に、別の選手がこう言いました。

 

「お前らは縁がないんや。」

 

なるほど、

仕事してるとなんとなくこの「縁がある」「縁がない」って感じることがあります。

そう思うといろいろと軽くなります。

いや、スピリチュアルなタイプではありませんが。

 

まだ92巻までしか読んでませんから、この後宮田と試合するかもしれません。

その時にまた、縁について感じたいと思います。

フラットな感情

いいことの後はいやなことがあります。

 

いやなことの後はいいことがあります。

 

私の頭の中にはこのような思い込みがあります。

なので、いいことがあっても、次はいやなことがある。と、思いあまり喜べません。

逆にいやなことがあっても次いいことがある。と思い少し気が楽になります。

 

昔からこんな考えかたで感情が常にフラットな棒人間になってしまいました。

ともあれ、これは、いやなことがあった場合の心の防衛本能から来ているのではないかと思います。

 

このいやなことをそのまま受け止めると心が持ちません(>_<)的な感情のカウンターとしてあるのではないかと。次はいいことがある、だからいける。的な。

その裏返しというか、セットとして、いいとこがあったら次はいやなことがある、とインプットされるのかもしれません。

 

逆に

感情の豊かな方は、楽しいこともすごく大きく味わえますが、つらいこともすごく大きく受け止めなければなりません。

 

下書きを飲みました。

久々のブログになってしまいました。

 

はてなブログでブックマークしてる方のブログは定期的に拝見してますが、記事編集のページをあけたのは久しぶりです。

 

記事編集の下書きをみてぶるっと来ました。

 

私の中の病んでいる私が書いていると思われる下書きが一覧で表示されています。

まったく書いた記憶がありません。嘘です。

 

圧倒的さぶーです。

 

公開しているブログは私の表の顔で、累々と残されている下書きは私の本当の顔。

 

私はこれを1つ1つ読んでみました。

いや、読むというより飲むという表現の方が正しいでしょうか。

 

そう、1つ1つ飲んでみました。

 

食道を通るのがはっきりとわかるような嫌悪感です。

途中何度も吐きそうになりながらすべて飲みました。

 

私の黒い私をすべて飲み込んで胃のなかで消化します。

 

下書きはすべて私の中に戻りましたので、削除しました。

 

でもきっとまた下書きとして吐き出すのでしょう。

 

そしてまた飲む。

メールが来ました。

先日はてなブログからメールが来ました。

内容は、前回更新から1か月たちました、お元気ですか。という内容です。

ついに私のさぼり癖もここに極まれりといった感じなんですが、まあ、せっかくなのでなにか書こうと思い、パソコンをあけました。

 

ところが、書くことが思いつきません。前回ブログから1か月ほどたつのですがその間ブログに書くような出来事が何もなかったという現実を突き付けられ、気を失いそうです。何も書くことがありません、という報告のブログになってしまいました。

 

ところで、このメール、はてなブログから自動送信されてるんですが、題名がちょっといいんです。

「とくでん書房さま、そうろそろ次の記事を投稿しませんか?」

という題名です。

なんてことはないんですが、厚かましくなく、かといってちゃんと投稿を促している。ちょうどいい表現だと思いました。

この優しい感じはとても大事だと思いました。