「家のつくりやうは、夏をむねとすべし。」
有名な徒然草のフレーズです。
家を作るときには、夏の住みやすさを優先してつくのが良い。
という意味ですね。
有名なので、このフレーズだけがひとり歩きしてる感じもします。
それに、(最近はないかもしれませんが)住宅関係の方も、このフレーズだけを取り出して、「先人の知恵がうんぬんかんぬん」と堂々と言ってたりしてました。
が
700年近く前のお話です(^_^;)
現代にそのまま当てはめるには、余りにも時間が経ちすぎています。
当時とは、建材も、設備も、家電製品も、ぜんぜん違います。
もちろん生活様式も。
それに、吉田兼好がどれほどおうちに詳しかったのか知りませんが、基本的にこのかた1人のお言葉です。
やっぱり冬のことも十分考えて作りたいですよね。
現在では、住宅関係の方の努力もあり、快適に過ごせるように、いろいろと考えられています。
吉田兼好がどういった意味で言ったのかはわかりませんが、いずれにしても夏のジメジメは対策した方がいいかもしれませんね。
あっ、そういう意味で言ったのかもしれませんね。