少し前に、子供のサッカーの試合に行ってきました。
公園の中にあるグラウンドで開催だったんですが、ちょうど桜の満開時でたくさんのお花見客が来ていました。
桜、人気ありますよね。
一面の淡いピンク色、
極微妙な濃淡の差が、人工的ではなく、本物感がありますね。
この極微妙な濃淡の差を楽しめるのは日本人の特徴でしょうか。
江戸時代には、禁色(きんじき)というものがあって庶民の服とかに使用できる色は限られていました。
紫色や朱色等は高貴な色とされていました。お寺の和尚さんの衣装(?)には紫色や朱色多いですよね。
庶民の服は茶色とか鼠色とかでした。
でも、その限られた色彩の範囲で、最大限おしゃれしよう。と、様々な色が開発されました。
その様子を表した言葉が、
「四十八茶百鼠(じじゅうはっちゃひゃくねず)」です。
なんせゴロがいいのでこの言葉が好きです。
日本人の繊細な色使いのルーツ的なものを感じます。