以前、屋根の瓦でお肉を焼くというお店にいきました。
珍しいですよね。
このお店は、愛媛県今治市にあります。
今治市菊間町は瓦の産地です。道沿いにはたくさんの瓦屋さんが軒を連ねます。
瓦って重いですよね。
運ぶの大変ですよね。
なので、全国各地に瓦の産地がありました。
車なんかない時代は、船や牛車的なもので運んだんでしょうね。
なので、
できるだけ消費地に近く、また材料の粘土があり、かつ海沿いみたいな場所が有効だったのはないでしょうか。
物流が発達した現代では、少々離れててもいいので、すこしずつ産地も減って行きました。
ちなみに、日本の瓦の三大産地は、愛知県の三州・兵庫県の淡路・島根県の石州です。
この消費地に近い場所に工場があるのは
ビール工場が都会にあるのと同じ理屈ですね。