とくでん書房

徒然なるままに日暮し

切なすぎる重松清さんの小説との出会い

重松清さんの小説が好きです。

 

少し前に「流星ワゴン」がドラマ化されてましたよね。

この方の小説は独特の切なさがいっぱいです。このなんとも言えない切なさが好きです。

 

ちょうど私と同じ年代(中年^_^;)の主人公が出てくることが多く、自分を主人公に重ねてしまうことも多いです。

 

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そう、多いんです。

 

私が重松清さんの本と出会ったのは10年以上前、当時広島に住んでいた私は東京まで新幹線で出張することになりました。

普通は広島空港から飛行機ですが、仕事の都合で新幹線になりました。

 

広島東京間、すごい時間かかります。

 

1人なので往復のことも考え、広島駅で厚めの本を買おうと決めてました。

重松さんのことはそのときは知りませんでしたが、厚めの本で、しかも上下あったので、十分時間をつぶせると思い、その本を取りました。

 

それが、これです。

 

疾走 - Wikipedia

 

すいません。表紙のインパクトが強くて表紙はやめときます(^_^;)

 

少年が成長してく姿を描いているのですが、すごく重く、ドス暗い感じもあり、でも一気に読んでしまいました。

 

このタイトルだけ読んだはじめの重松清さんの印象と、いろいろなタイトルを読んだあとの印象はずいぶん違います。

そういう意味では、このタイトルだけ雰囲気が違う感じもします。

 

これが重松清さんの小説との出会いでした。

 

疾走の本の表紙、ぜひ検索してご覧下さい。

インパクトがすごいですが、内容をよく表していて秀逸です。